医院コラム

歯の着色、ゴシゴシ磨いていませんか?~その磨き方、逆効果かもしれません~
こんにちは!鳴門市の和田歯科医院の歯科助手、登川です。 歯の着色汚れ、いわゆる「ステイン」は、多くの方が気にされるお悩みのひとつです。「じゃあ、しっかり歯ブラシでゴシゴシすれば取れるんじゃない?」そう思って力強く磨いている方、いらっしゃるかもしれません。でも実はその磨き方、ちょっと待ってください。 頑張っているつもりが、かえって歯や歯ぐきを傷めてしまっているかもしれないのです。 着色の正体って?まず、「着色」の原因について簡単にお話しします。コーヒー、紅茶、赤ワイン、カレー、チョコレートなど…これらの食べ物や飲み物には、ポリフェノールやタンニンといった色素が含まれています。これらの成分が歯の表面にくっつき、時間とともに沈着してしまうことで、歯が黄ばんで見えるようになるのです。また、タバコのタール(ヤニ)も着色の原因として有名ですね。 ゴシゴシ磨くとどうなるの?「着色=汚れなら、強くこすれば落ちるはず!」と思ってしまうのも無理はありません。ですが、歯の表面はエナメル質というとても硬い素材でできているとはいえ、研磨剤入りの歯みがき粉で強くゴシゴシと磨きすぎると、少しずつ表面が削れてしまうことがあります。そうするとどうなるかというと…
など、実はデメリットも多いのです。 正しいケアのポイント着色を防ぐ・落とすために大切なのは、 「力」ではなく「やさしさ」と「適切な道具」です。
▸【医院コラム】歯の着色や、できて間もない歯石を除去するエアフロー まとめ着色が気になったときに大切なのは、「落とす」ことより「傷つけない」こと、そして「続けられるケアをコツコツと積み重ねる」ことです。気になることがあれば、ぜひ一度ご相談ください。 診療のご予約はこちら≫ネット予約 歯科助手 登川 |

