こんにちは！鳴門市の和田歯科医院の歯科衛生士、栩平です。
「前歯が出ているのがずっと気になっているけど、今さら治療するのも…」
「人前で話すとき、つい口元を手で隠してしまう…」
こんなふうに感じている大人の方は少なくありません。子どもの頃に矯正の機会がなかったとしても、出っ歯（上顎前突）は大人になってからでも治療することができます。今回は、出っ歯の原因やリスク、治療の選択肢についてご紹介します。

出っ歯の原因

出っ歯には、実はいくつかの原因があります。
例えば、生まれつき上あごが前に出やすい骨格をしている場合や、下あごが小さいために相対的に上の前歯が出て見える場合もあります。また、歯そのものが前に傾いて生えている場合や、子どもの頃の指しゃぶり、舌で歯を押す癖（舌癖）が長く続いていたことが原因になることもあります。
原因によって治療のアプローチも変わるので、まずはお口の状態をしっかり診断することが大切です。

出っ歯が与える影響

見た目の問題だけでなく、次のような不調につながることもあります。

また、職場や人間関係の中で「口元に自信が持てない」という心理的な負担を感じる方も多くいます。

大人の矯正治療のメリット

大人の矯正治療は、見た目が整うだけでなく、かみ合わせが改善されることでお口全体の健康につながります。また、口元の印象が変わることで、清潔感や自信が生まれるのも大きな魅力です。最近では、目立ちにくい装置も増えており、仕事やプライベートに支障なく矯正を始める方が増えています。

治療の選択肢

大人の方に人気の治療方法としては、以下のものがあります。

• ワイヤー矯正：白いブラケットを使うことで目立ちにくくできます。
• マウスピース矯正：透明で取り外しができるため、見た目が気になる方におすすめです。

治療期間は個人差がありますが、一般的に1年半～2年半程度が目安です。途中で経過を確認しながら、無理のないペースで進めていきます。その後、最初の数ヶ月は歯並びが戻りやすい状態なので1年～3年は保定装置を着ける必要があります。お口の状態やご希望に合わせて、最適な方法をご提案しますので、ぜひお気軽にご相談ください。

まとめ

矯正治療は子どもの頃にするものと思われがちですが、大人になってからでも十分に改善できます。「忙しい時期だから…」「もう少し落ち着いてから…」と迷われる方も多いですが、気になったときが始めどきです。早めにスタートすることで、お口の健康にもプラスになりますし、口元が変わると笑顔や印象も変わり、毎日がより過ごしやすくなります。

当院では、お仕事やライフスタイルに合わせた治療プランをご提案していますので、期間や費用、見た目のことなど、どんなことでもお気軽にご相談ください。「ちょっと話を聞いてみたい」という気軽な気持ちで、ぜひカウンセリングにお越しください。

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歯科衛生士　栩平