医院コラム
歯科技工士の仕事についてご紹介します!
こんにちは。和田歯科で勤務している歯科技工士です。 今回は、歯科技工士がどのような職業かをお話しします。 歯科技工士の主な仕事内容歯科技工士とは、患者様のお口の健康を維持する被せ物や入れ歯などを作成する専門職です。患者様の口腔内の型をとり、それをもとに入れ歯や被せ物、インプラントなどの補綴物やマウスピースなどを作成します。また、矯正のための装置や歯科器具の製作、修理も行います。 歯科技工士の多くはラボ(技工所)で歯科医師からの依頼を受けて技工物を作成しています。 最近では、歯科技工にもデジタル化が進んできて、デジタル技術を駆使した設計、製造が可能になりました。 正確で効率的な技工物の提供当院は医院併設の技工室があり、歯科技工士は直接患者様の歯の色を確認したり、ご要望をお聞きすることができます。また当院には昔ながらの粘土のような材料での型取りだけでなく、最新の光学印象装置がありデジタルでの型取りが可能になっています。これによって、より正確に型取りできるだけでなく、型取りに必要な時間を短縮できたり、材料を口の中に保持しておく必要がないため、患者様にとってより快適な処置が可能となっています。 また、デジタルで得た口の中のデータからCAD/CAMソフト(コンピューターを使って歯の形をデザインするソフト)、ミリングマシン(CAD/CAMでデザインした歯を削りだす機械)を通して、正確で効率的な技工物を提供することが可能です。 1日で被せ物の装着まで行うことが可能デジタル技術を用いることによる歯科技工の高速化も利点の一つです。当院では被せ物の型取りが終了してから、一本当たり30~60分程度の待ち時間で完成することが可能です。これにより1日で被せ物の装着まで行うことが可能です。 最後に歯科技工士の役割は重要であり、患者様の口腔機能の回復や、審美的な要素の改善に貢献しています。私自身も患者様の満足度や生活の質を向上させられるように、これからも努力していこうと思います。 今回は歯科技工士の主な仕事内容についてお話しいたしました。ここまで読んでくださり、ありがとうございました。 |