医院コラム
子どもの歯磨きを嫌がらなくするためのヒント
こんにちは!鳴門市の和田歯科医院の歯科助手、登川です。 今回は、親子で笑顔で歯磨きタイムを過ごせるようになるヒントをいくつかお伝えします。ぜひ今日から試してみてくださいね! なぜ子どもは歯磨きを嫌がるの?まずは、子どもが歯磨きを嫌がる理由を理解することから始めましょう。原因を知ることで、適切なアプローチが見えてきます。 1. 口の中を触られるのが苦手小さな子どもにとって、口の中を触られることは不快感を伴うことが多いです。特に、歯ブラシの毛先が当たる感覚が苦手という子もいます。 2. 「やらされている」という気持ち大人から強制的に歯磨きをされると、子どもは抵抗感を抱きやすくなります。「自分のペースでやりたい」という気持ちが強い子ほど、嫌がる傾向があります。 3. 痛みや違和感がある歯ブラシが硬すぎたり、歯ぐきに当たって痛い経験があると、「歯磨き=痛い」というイメージがついてしまいます。 4. 単純に退屈歯磨きに興味を持てず、じっとしているのが苦痛に感じる子も多いです。 歯磨きを嫌がらなくするためのヒントとは?1. 歯磨きの時間を楽しいイベントにする歯磨きが「楽しい時間」と思えるように工夫することがポイントです。 ●好きなキャラクターの歯ブラシを用意する ●歯磨きの歌を歌う ●タイマーを使う 2. 鏡の前で一緒に磨く親子で一緒に鏡の前に立って歯磨きをするのもおすすめです。「ママも一緒に磨くよ!」と言うと、子どもも自分から歯ブラシを持ってくれることがあります。 【ポイント】 ●親が楽しそうに歯磨きをする姿を見せると、子どもも前向きな気持ちになりやすいです。 3. ごっこ遊びを取り入れる子どもは「ごっこ遊び」が大好きです!歯磨きも遊びの一環として取り入れてみましょう。 ●歯医者さんごっこ ●ぬいぐるみやおもちゃを使う 4. 歯磨きアイテムを工夫する●電動歯ブラシを試してみる ●フレーバー付きの子ども用歯磨き粉を使う 5. 歯磨き後の「ご褒美」を取り入れる頑張った後には小さな「ご褒美」を用意すると、歯磨きへのモチベーションがアップします! ●歯磨きが終わったらシールを貼る「ごほうびシート」を作る。 「やったら褒められる」という経験を積むことで、自然と歯磨きに前向きになっていきますよ! 少なくとも小学校高学年までは上手に磨けないので、仕上げ磨きが必要になってきます。その仕上げ磨きも、3歳までは歯ブラシを嫌がることがありますので、その場合は抑制磨き(*)を行ってください。ただ、親御さんが抑制磨きを行うことで歯ブラシが嫌いになることはないのでご安心下さい! それでも歯磨きを嫌がる場合は、歯科医院でプロのアドバイスを受けるのもひとつの方法です。当院では、小さなお子さんでもリラックスできる環境を整えています。定期検診の際に、「歯磨きがうまくできなくて…」と気軽にご相談くださいね! まとめ歯磨きは、子どもの将来の歯の健康を守るために欠かせない習慣です。でも、それが親子のストレスになるのは避けたいですよね。今回ご紹介したヒントを取り入れて、少しずつ「楽しい歯磨きタイム」に変えていきましょう!「親子で笑顔になれる歯磨き」を応援しています!お悩みや不安があれば、いつでも当院までご相談ください! 歯科助手 登川 |