医院コラム
被せ物の材質によるメリット・デメリット
こんにちは。今回は歯冠修復物(被せ物)についてお話しします。 今回は患者様ご自身にあった被せ物を選んでいただけるように、材料の特性などについてメリット・デメリットを挙げますので、歯科治療の際に被せ物などが必要になった時のための、参考にしていただければと思います。
全部金属冠(FMC:Full Metal Crown)いわゆる銀歯と呼ばれるタイプです。文字通り金属で作成された被せ物です。型取りをして作った模型を下に、歯科技工士がロウで被せ物の形をデザインし、それを鋳造して作成します。
CAD/CAM冠ハイブリッドレジンで作成される白い被せ物で、プラスチックに近い質感です。CAD/CAMとは、コンピューターでデザインし、コンピューターを利用して製作するという、Computer aided design/Computer aided manufactureの略です。
セラミッククラウンガラスなどに近い材料で作られた被せ物です。こちらも金属を使っていないのでアレルギーの心配がありません。
ジルコニアクラウン(単色/グラデーション)ジルコニアクラウンは人工ダイヤモンドに使われる素材で作製し、イメージ通り硬くて丈夫です。
おわりに今回は5つの被せ物についてお話ししました。被せ物を入れることになった時に、少しでも参考になれば幸いです。ここまで読んでくださりありがとうございました。 |