医院コラム
5~8歳が最適年齢!小児矯正の「マイオブレース治療」
こんにちは、和田歯科医院の楠美幸です。 お子さまに当てはまる癖や習慣はありませんか?「口がポカンと開いている」 など、お子さまに当てはまる癖や習慣はありませんか? 成長期のお子さまだからこそ負担の少ない予防矯正最近では「子どもの歯並びが気になる…」「でもワイヤー矯正とか痛そうだし…」とお子さまの歯並びを心配される保護者の方が少なくありません。 ご安心ください!近年は歯並びが悪くならないように予防することが可能になっており、和田歯科では成長期のお子さまだからこそ負担の少ない予防矯正を行っております。 それが「マイオブレース治療」です!これは、歯並びを悪くするお口まわりの癖や習慣を取り除き、顎を正常な成長へと導くことで綺麗な歯並びに育つという方法です。 マイオブレース治療で目指すこととしては、 マイオブレース治療ではどんなことを行うの?では、マイオブレース治療ではどんなことを行うのか? まず、シリコン製のマウスピースを使用していただきます。私たちはこれを「マイオブレース」や「トレーナー」と呼んでいます。マイオブレースにはたくさん種類があり、それぞれ形状や大きさ、硬さなどが異なります。その時のお子さまの口腔内に最適なものをお渡しして、毎日起きている間1時間と就寝時に装着していただきます。ですので、アライナー矯正とは違い、学校へ行くときなど外出時につけていく必要はありません。 次に、口腔習癖を改善するために「アクティビティ」を行っていただきます。アクティビティも呼吸の改善に関するもの、舌・飲み込み・口唇の癖の改善に関するものなど様々な種類があり、こちらも毎日ご自宅で行っていただきます。(5~10分程度) だいたい月に一度ご来院いただき、その際に口腔内の確認、マイオブレースやアクティビティチェック・指導を行います。 症例では、実際の症例がこちらです。 ●症例1【9歳 女の子(開始時8歳)】
●症例2【9歳 女の子(開始時7歳)】
ひとりひとり、口腔内の状態が異なるのはもちろんですが、マイオブレースや装置を正しく使用できているか、アクティビティを日々コツコツと行えているかなどによっても変化具合は大きく違ってきます。 マイオブレース矯正のメリットとデメリットここで、日々エデュケーターとして多くのご家族と関わらせていただいている私が考える、「マイオブレース矯正のメリットとデメリット」をいくつかお伝えしたいと思います。 メリット ・後戻りしにくい ・成長期に行うからこそ、身体的にも良い成長を促すことができる ・自然な鼻呼吸を確立できる ・永久歯の抜歯をせずに矯正が終了できる可能性が高くなる ・担当のエデュケーターがいるので安心 ・アクティビティ専用の部屋がある デメリット ・自宅での実施が難しい場合がある ・予定より治療期間が長引く可能性がある ですが、私たちエデュケーターが ひとりひとりに合わせてアクティビティを工夫し、全力でサポートさせていただきますのでご安心ください! お気軽にご相談ください最後になりましたが、今回、ご紹介させていただいたマイオブレース治療は、顎の成長の力がある時期にしかできない方法で、5~8歳のお子さまが最適年齢と言われています。 永久歯の先欠(元々、永久歯の本数が少ない)や生え変わりの状態など、人それぞれ口腔内の状況は異なりますので、矯正治療を開始する最適なタイミングはお子さまによって違います。 当院では、初回につき矯正無料相談を行なっておりますので、1人でも多くの保護者の方にお子さまのお口の状況や矯正治療について、正しく知っていただければ幸いです。 少しでもご興味ある方は是非、お気軽にご相談ください! 皆様のご来院、心よりお待ちしております! |