医院コラム

抜歯したのに、あとから強い痛みが…?
こんにちは!鳴門市の和田歯科医院 歯科医師の吉積です。今回は、抜歯後の痛みの原因のひとつ「ドライソケット」についてご紹介します。親知らずなどを抜歯したあと、ある程度の痛みや腫れは誰でも経験します。 しかし… ドライソケットとは?ドライソケットとは、抜歯後にできるはずの血のかたまり(血餅/けっぺい)がうまく形成されず、骨がむき出しになってしまう状態です。この血餅は、かさぶたのように傷口を守り、治癒を進めてくれる大切な存在です。しかし、何らかの原因でこれが流れてしまったり出来なかったりすると、骨が露出しズキズキと強い痛みを感じるようになります。 ドライソケットの主な症状
通常、抜歯後の痛みは術後2~3日後にピークを迎え、7日~10日ほどかけて徐々に落ちついていきますが、ピークの後も痛みが悪化するのが特徴です。 ドライソケットの原因とは?ドライソケットは、以下のようなことが原因で起こることがあります。
いずれも「ちょっとした行動」が原因で起こってしまうことがあります。 治療法と回復までの流れドライソケットになった場合、自然治癒には10日〜2週間ほどかかります。しかし、痛みが強いため、歯科医院での処置が必要です。具体的には、
治療を受けることで、痛みが和らぎ、治りも早くなります。「ちょっとおかしいな」と思ったら、我慢せずにすぐにご相談ください。 ドライソケットを防ぐためにドライソケットを防ぐには、抜歯後のセルフケアがとても重要です。以下のポイントを意識してください。
とくに喫煙やうがいのしすぎが原因でドライソケットになるケースは多いです。心配なことがあれば、どんな小さなことでも構いませんので、お気軽にご連絡ください。 ▸【コラム】親知らずが痛い!抜歯のタイミングと手順とは?まとめ「抜いたら終わり」ではなく、その後のケアがとても大切です。痛みが長引いたり悪化してきた場合は、ドライソケットの可能性があります。我慢せず、早めに歯科医院で診てもらいましょう。当院では、抜歯後の経過もしっかりサポートしていますので、どうぞ安心してご相談くださいね。 診療のご予約はこちら≫ネット予約 歯科医師 吉積 |

