こんにちは！鳴門市の和田歯科医院の歯科技工士、稲井です。
皆様は噛み合わせのズレ、気づいていますか？ 噛み合わせのズレは、歯だけでなく全身の健康にも影響を及ぼす重要な問題です。歯の治療や矯正だけでなく、補綴物（詰め物、被せ物など）も噛み合わせのバランスを整えるうえで欠かせない役割を担っています。今回は、噛み合わせのズレがもたらす影響や改善の重要性について詳しくご説明いたします！

噛み合わせのズレが起こる原因とは？

噛み合わせのズレは、さまざまな原因によって生じます。特に多くみられる要因は、以下の4つです。

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噛み合わせのズレがもたらす影響とは？

噛み合わせのズレは、口腔内だけでなく体全体に影響を及ぼします。

歯や顎への負担増加

咀嚼機能の低下

肩こりや頭痛

顔の左右差や変形

心理的なストレス

改善へのアプローチとは？

噛み合わせのズレを改善するには、歯科医師と歯科技工士の連携が欠かせません。

歯を削って被せ物や詰め物で治す場合は上記の内容で対応することもありますが、全体的な歯並びの問題から噛み合わせにズレがあったり、削って歯を治す状態ではない場合は、矯正治療が適することもあります。

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注意点とケアについて

噛み合わせを改善するには、患者さん自身の協力も必要ですので、ぜひ以下のポイントを意識してみてください。

1. 定期的な検診
噛み合わせの状態は定期的に確認することが大切です。違和感を感じたらすぐに歯科医院を受診しましょう。

2. 噛み合わせの癖を見直す
歯ぎしりや食いしばりの癖がある場合、マウスピースなどを活用して改善することができます。

3. 歯の欠損を放置しない
歯を失った場合、早めに適切な治療を受けて噛み合わせを整えましょう。

4. 口腔ケアの徹底
歯周病や虫歯は噛み合わせの乱れを引き起こす原因となります。毎日のケアを怠らないようにしましょう。

噛み合わせのズレは長い期間を経て少しずつ進行することがあり、違和感などの症状がないまま受け入れてしまっている、というパターンも多くあります。ズレの程度によっては、虫歯や歯周病が進みやすい状態になっていることもあるため、症状がなくても将来的なお口の健康を保つために、治療を提案させていただくこともあります。

まとめ

噛み合わせのズレは、歯の健康だけでなく全身の健康や生活の質にも影響を及ぼします。補綴物や噛み合わせの調整は、ズレを改善し、快適な口腔環境を保つための重要なステップです。

もし噛み合わせに違和感を感じたり、最近顎や肩のこりが気になる場合は、早めに歯科医院に相談することをおすすめします。また、自覚症状がなくても、定期的な検診を受けることで、噛み合わせの変化を早めに発見し、健康な口腔状態を維持することができます。健康な噛み合わせを取り戻し、毎日の食事や会話をもっと楽しいものにしていきましょう！

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歯科技工士　稲井